
(03/19)
以前から製作が伝えられている米西海岸の伝説的ヒップホップ・グループ N.W.A.(Niggaz Wit Attitudes)の伝記映画について、オリジナル・メンバーであり同映画の製作に参加することになった俳優/ラッパーのアイス・キューブ(Ice Cube)がその進捗を明かした。
今月から公開が始まった出演映画“21 Jump Street”の宣伝もあわせてMTVの取材に応じたアイス・キューブは、映画『ボーイズ’ン・ザ・フッド』、『ハイヤー・ラーニング』、『ワイルドスピードX2』などの監督として知られ、『ハッスル&フロウ』のプロデュースにも携わったジョン・シングルトン(John Singleton)が監督を務めるという噂について、「いろんな監督と会って話しているところだから、『そうだ』とも『違う』とも言いたくない」と具体的な言及を避けつつ「製作はハイスピードで進めているからすぐに分かることだろう」と力を入れて進めていることを明かした。もっとも、「脚本の出来には満足だよ。75%は出来てるかな。後はちゃんと監督を迎え、撮影に入らなきゃね。でもここがいつも、ハリウッドにおける製作進行の遅れになる障害なんだよ。映画が実現しない理由はいろいろあるが、とにかく青信号が出るまでは、まだまだただの夢だよ」と慎重な姿勢も見せている。なお、以前にジョン・シングルトンは製作に何らかの形で関わっていることを認めている。
またこのN.W.A.伝記映画については各メンバーの役をそれぞれの息子が演じるのではとの噂も話題を呼んでいる。キューブは自分の息子が自分の役を演じるのはかまわないとしながら、「それができればひとつ夢が叶うけどね、我々としては最高の俳優を見つけることが大事だ。その役に最適な俳優をね」と返している。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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