
(03/20)
“Peso”、“Purple Swag”をヒットさせ、その人気を拡大しているNYハーレム出身のラッパー、エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)と、彼を中心としたアーティスト集団エイサップ・モブ(A$AP Mob)が、音楽フェスSXSW(サウスバイサウスウェスト)の最後のライブ中に、観客を相手にした乱闘騒ぎを起こした。
ステージ・ダイブやモッシュ、機材を破壊するなどパンク・ロック的なライブ・スタイルで精力的なライブ・ツアーを展開してきたエイサップ・モブだが、米テキサスで9日から始まった大規模音楽フェスSXSWでは複数のライブ・パフォーマンスをこなしていた。特に17日土曜から18日日曜の早朝にかけては、1日に3件ものライブを行い、最後のライブではメンバーは疲労困憊といった状態だったという。
その18日早朝に行われたクラブでのライブ中、いつものようにステージ・ダイブしたメンバーが身に着けていたバンダナが観客に奪われたことからパフォーマンスがストップ。ステージ上から「取ったものを返せ」と要求するラッパーたちに対して、観客からビールの缶が投げつけられた。一度は「ものを投げるのはやめろ、俺たちは楽しみに来てるんだ」と説得したエイサップ・モブの面々だが、再度ステージにものが投げ込まれるやステージから飛び降りて観客に殴りかかるという乱闘騒ぎに。大半の観客は即座に会場から逃げ出し始め、セキュリティが全員を退場させて警察も呼ばれたとのこと。逮捕者は出なかったようで、エイサップ・ロッキーはその後ロンドンに渡航している。
ニュース提供:bmr.jp
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