
(03/21)
Twitter上で所属レーベルとの関係悪化を明言しレーベル・トップを脅迫するような発言をするなどし、新作がたびたび発売延期を繰り返しているラッパー/俳優の50セント(50 Cent)だが、いよいよ7月発売へと動きだしているようだ。
ブルース・ウィリスと共演した主演映画『セットアップ』が3月から日本でも公開されている50セントは、Twitter上で「俺のアルバムは7月2日発売だ。準備はできたよ、信じてくれ」「俺の誕生日は7月6日だから、この日程はクールだろ。7月2日にアルバムを出して、4日が独立記念日、そして6日が俺の誕生日ってわけ」と綴り、発売日が7月2日に決定したことを発表。3月26日には昨年末に発表した無料ミックステープ“Big 10”から、トニー・イエイヨー(Tony Yayo)をゲストに迎えた“I Just Wanna”をデジタル・リリースするとのことで、ようやく新作リリースに向け、Interscopeとの関係も修復に向かった模様。
50セントは2010年春から新作の制作を開始するも、いくども延期とタイトル変更を繰り返し、昨年7月には所属レーベル Interscope Recordsとの対立から、完成していたという新作の発表を一旦白紙に戻すと宣言。昨年末には無料ミックステープ“Big 10”を発表し音楽活動にふたたび力を入れはじめるも、大晦日にはレーベル・トップのジミー・アイオヴィン(Jimmy Iovine)を名指しして「明日電話してこないと別の無料ミックステープを出す」と宣言、さらに他のレーベルとの契約にも前向きな姿勢まで見せるなどの態度を取っていた。
また50セントは、3月16日には音楽フェス SXSW(サウスバイサウスウェスト)の「Shady 2.0 Showcase」に出演、兄貴分のエミネム(Eminem)をゲストに迎えて2003年のメジャー・デビュー作“Get Rich or Die Tryin'”の全曲パフォーマンスを行い、話題を呼んだ。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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