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ロブ・スウィフト、故ロック・レイダー追悼作品で遺族をサポート
(03/21)
楽曲を再生するためではなく、様々な音源を駆使したパフォーマンスで新たな音楽を創り出すためにDJスキルを使いこなす「ターンテーブリスト」という概念を世界に広めたエクセキューショナーズ(X-Ecutioners / the X-Men)のメンバー、DJロブ・スウィフト(Rob Swift)が、同じくメンバーの故ロック・レイダー(Roc Raida)の追悼ミックステープ“Roc for Raida”を発表。同作から上がった利益をロック・レイダーの遺族支援のために寄付するという。

米時間の3月20日、ロブ・スウィフトはまず音源販売サービスのBandcampを通じて追悼作“Roc for Raida”を配信リリース。18トラックを収録したこのアルバムは、グランドマスター・フラッシュ(Grandmaster Flash)などのエピソードを語るロック・レイダーの肉声で幕を開け、ロック・レイダー自身がプロデュースしたE.ブロス(E.Bros)“Funky Piano”や、スクラッチを披露した名曲O.C.“Time's Up”とそのコスリねたであるスリック・リック(Slick Rick)“Hey Young World”などを組み合わせたDJミックスからスタートする。その他にも、独特のファンク感を漂わすビートメイキングだけでなく、その味のあるスクラッチでも人気のDJプレミア(DJ Premier)によるスクラッチ満載のビート“Premier's X-cution”、「西」のターンテーブリスト集団ビート・ジャンキーズ(the Beat Junkies)のメンバー、DJバブー(DJ Babu)を擁するダイレイテッド・ピープルズ(the Dilated Peoples)を迎えた“Another X-cution”などターンテーブリストならではの内容を収録。サイゴン(Saigon)、MFグリム(MF Grimm)らがゲスト・ラッパーとして参加している。

この“Roc for Raida”、Bandcampの音源ファイル版は15ドル(約1,300円)で販売中だが、20ドルのCDパッケージも準備されており「3月20日頃出荷予定」となっている。

ニュース提供:bmr.jp

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