
(03/23)
グラミー賞授賞式前夜の2月11日に48歳という若さで急死した世界的歌姫ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houseton)の死因が、3月22日、米ロサンゼルス郡検死局から「違法薬物のコカインの使用に伴う心臓疾患がひきおこした心臓発作による溺死」と断定された。
米ロサンゼルス郡検視局の発表によると、ホイットニーの直接の死因は溺死によるものだが、毒物検査により体内からコカイン成分が検出されており、溺死の原因についてはコカイン使用によって引き起こされた心臓発作によるものと断定された。他にもマリファナや精神安定剤のザナックス、筋弛緩剤のフレクセリル、抗ヒスタミン剤などの成分も検出されているが、これらは死亡との直接的な因果関係はないとの見解が出されている。
しかし遺体が発見されたホテル室内ではコカインは発見されておらず、誰かが片付けて持ち去ったのではと言われており、その人物がホイットニーにコカインを供与していた可能性が高いとみられている。今夏公開予定の映画『スパークル』撮影中は薬に手を出していないと信じていた母シシー・ヒューストン(Cissy Houston)は、ホイットニーの再起の場が予定されていたグラミー賞が近づくにつれ彼女がプレッシャーを感じ、再び手を出してしまったと聞いたのだという。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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