(03/27)
昨年行われた久々の世界ツアーは59公演とキャリア史上最多となり、60万人以上を動員したシャーデー(Sade)がついにその実況盤“Bring Me Home - Live 2011”をリリースする。
2010年に約9年振りに発表した新作“Soldier Of Love”に合わせて行われたこのツアーは、ワールド・ツアーとしてはおよそ17年ぶり。昨年4月からスタートし、中盤にはヨーロッパでの追加公演も決定、12月のオーストラリア・ツアー、そしてアラブ首長国連邦のドバイ公演で幕を閉じた。シャーデーのミュージック・ビデオなど映像作品関連を多く手がけてきた盟友ソフィー・ミューラー(Sophie Muller)が監督を務めたこのツアーは数々のメディアから「2011年もっとも素晴らしかったコンサート」に挙げられるなど絶賛されている。
その世界ツアーが、ついに映像作品としてリリースされる。2001年の「Lovers Rock Tour」を記録した“Lovers Live”同様にDVDとCDの2形態が準備されており、DVDにはソフィー・ミューラー撮影による20分の舞台裏ドキュメンタリー映像や、ステュアート・マシューマン(Stuart Matthewman)みずからが技術的な説明をする映像なども追加されている。CDは、全22曲中の14曲(トラック数は13曲)を収録する予定。この“Bring Me Home - Live 2011”は5月22日発売予定とのこと。
なおシャーデーはこの世界ツアーの興行収益が5300万ドル(約44億円)以上にのぼり、米Billboard誌が発表した2011年のツアー・ランキングで10位を記録。「2011年もっとも稼いだミュージシャン・ランキング」ではアデル(Adele)らを破り、6位にランクインしている。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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