(04/12)
先月発表したミックステープ“Taylor Allderdice”は、公開からわずか1日で200万人以上が無料公開サイトに殺到、サーバがダウンしたサイトもあるなど、その人気と期待度の高さをうかがわせるラッパー、ウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)だが、メジャーでの2作目となる待望の新作が8月発売に決定したようだ。
大ヒットを記録した“Black & Yellow”で昨年ブレイクしたウィズ・カリファは、地元ピッツバーグのラジオに出演、そのインタビューでニューアルバム“O.N.I.F.C. (Only Nigga In First Class)”が8月28日発売になると公表したようだ。さらに同局では、今月23日にも1stシングルとなる新曲“Work Hard”のオンエアを約束。“Work Hard”は、“Black & Yellow”を手がけたスターゲイト(Stargate)に加え、ポップス界のヒット請負人ベニー・ブランコ(Benny Blanco)も参加ということで、メインストリームへの扉を開いた“Black & Yellow”に続くクロスオーバー・ヒットが期待できそうだ。もっともウィズ自身はポップ・チャートでもヒットした前作“Rolling Papers”について、「“Rolling Papers”の時は、別のジャンルへクロスオーバーする時期だと考えていたが、それが聴く人にどれほどのインパクトを与えるかを知らずに行ったのは間違いだった。確かに売れたが、しかしクリエイティブ面では最高傑作とは言えない出来だったな」と振り返っている。
この新作“O.N.I.F.C.”には、マルーン5(Maroon 5)のアダム・レヴィーン(Adam Levine)、ザ・ウィーケンド(The Weeknd)、クリス・ブラウン(Chris Brown)、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、ウィル・アイ・アム(Will.i.am)、キャムロン(Cam'Ron)らが参加していると言われている。ウィズは、マルーン5が6月にリリースを予定している新作“Overexposed”からの1stシングル“Payphone”にも参加予定で、こちらもベニー・ブランコがプロデュース。4月16日、アダムが出演している人気オーディション番組「The Voice」の中で両者のパフォーマンスが初披露されるとのこと。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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