(03/15)
昨年のジェイ・ショーン(Jay Sean)"Down"の全米チャート1位に続き、再び英国人R&Bシンガーの全米デビュー曲がこの快挙を成し遂げた。
今週のBillboardチャートで1位となったのは、英国出身のR&Bシンガー、タイオ・クルーズ(Taio Cruz)の"Break Your Heart"。先週53位からのジャンプアップで、これはケリー・クラークソン(Kelly Clarkson)の持つ52位から1位という記録を抜いて、新人としては史上最も上昇幅の大きい記録となった。この曲はクレイグ・デイヴィッド(Craig David)の音楽パートナーとして知られる英国のベテラン・プロデューサー、フレイジャー・T.スミス(Fraser T. Smith)との共作曲で、すでに本国イギリスでは昨年発表され全英チャート1位も獲得済。全米デビューにあたっては、新たに人気ラッパー/俳優のリュダクリス(Ludacris)をゲストに迎えた新バージョンとなっている。この勢いに乗り、タイオは本国イギリスで昨年発表したアルバム"Rokstarr"を、新たに少し手を加えて全米で5月18日に発売する予定。まだ詳しい内容は発表されていないが、同作は"Tik Tok"で大ブレイクしたポップシンガーのケシャ(Ke$ha)を迎えた曲などを収録していることもあり、話題になることは間違いなさそうだ。
タイオ・クルーズはイギリス出身の26歳。2008年にアルバム"Departure"でデビューした。シンガーのみならず音楽プロデューサーとしての才能もあり、"Departure"は全曲セルフプロデュースの作品。このアルバムからは"Come On Girl"が全英チャートで最高5位のヒットとなっている。(s)
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タイオ・クルーズ "Break Your Heart" ミュージックビデオ
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ニュース提供：bmr.jp
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