(04/17)
ヒップホップ界きってのビジネスマンとしておなじみのディディ(Diddy)がニューヨーク郊外のセレブ御用達高級別荘地イースト・ハンプトンに所有する邸宅になんと男が侵入、一日限りのゴージャス・ライフを満喫した末に逮捕された。
事件が発覚し犯人が逮捕されたのは4月1日のこと。犯人はNYの黒人居住区とされるクイーンズ地区ジャマイカに住むクアマイン・テイラー(Quamine Taylor)という30歳男性で、警察によると、テイラーは3月31日に施錠されていなかった地下室のドアから邸宅内に侵入。クローゼットを物色してディディの服を着たり、冷蔵庫の中から食べ物や酒を取り出して好き放題飲み食いしていたとのこと。午前1時ごろにテイラーは誤って警報器を誤作動させてしまったが、ディディの取り巻きの1人になりすまし、駆け付けた警備会社の人間や警察官をやりすごしたという。翌1日の午後4時頃、管理人に見つかり御用となるまでテイラーは、24時間近くつかの間のセレブ生活を楽しんだ模様。
不法侵入と軽窃盗罪で現行犯逮捕、収監となったテイラーだが、メディアに対して「よく眠れたよ。特別なものはなかった。寝室は3つあったけどね」「15日、17日間ぐらいは居たかった」などと何食わぬ顔で語ったという。テイラーは、2001年にも一度、同邸宅に侵入したことがあり、その時はディディの従兄弟になりすますことに成功したようだ。テイラーの母親はNew York Post紙に「あの子は、ずっとディディの音楽を聴いて育った」「長く精神障害を患っていて、しばらく治療を受けていなかった」などと証言している。事件当日、当然ながらディディは不在だったとのこと。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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