
(04/19)
米ニュース誌TIMEが毎年発表している「世界でもっとも影響力のある100人」に、今年はミュージシャンからリアーナ(Rihanna)、アデル(Adele)らが選出された。
今年の「世界でもっとも影響力のある100人」、バラク・オバマ米大統領から人気テレビ司会者に至るまでアメリカを中心としつつも、ロシアのブロガー、アレクセイ・ナヴァリヌイや、人気サッカー選手のリオネル・メッシなど幅広い人々がリストに並んでおり、ミュージシャンでは世界的に大ヒットしているリアーナやアデルが選出された。しかしここにさらに、なんとシンガー/プロデューサーとしてR&B/ヒップホップ・ファンにはおなじみのラファエル・サディーク(Raphael Saadiq)の名も。
TIME誌ではエルトン・ジョン(Elton John)による推薦文を掲載。1988年、トニー・トニー・トニー(Tony! Toni! Tone!)というグループとしてデビューした頃からラファエルの才能に注目していたというエルトンは、特にラファエルが2008年に発表した“The Way I See It”に衝撃を受けたという。60年代から70年代のソウル・ミュージックへのオマージュを込めた同作を聴き、また彼のライブ・パフォーマンスを目にしてエルトンは「ラファエル・サディークは偉大なるブラック・ミュージックがいまもなお元気に生きていることを証明した」と表現。「彼の存在感はすでに大きく、これからも拡大していくだろう……そしてそれは当然のことだ」と賛辞を結んでいる。なお、アデルについては歌手のピンク(P!nk)が、リアーナはファッション・デザイナーのステラ・マッカートニー(Stella McCartney)が寄稿している。
ちなみに今年の「世界でもっとも影響力のある100人」候補者のリストには、母となっても活躍を続けるビヨンセ(Beyonce)、カナダの人気ラッパー ドレイクから、シャキーラ(Shakira)、ジェシカ・シンプソン(Jessica SImpson)、ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)、レディー・ガガ(Lady Gaga)、LMFAOなどの名前も並んでいたが、いずれも最終的には選外に終わっている。
ニュース提供:bmr.jp
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