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ジョン・レジェンド、7年前のあの名曲がイギリス・チャートで急浮上
(04/20)
R&Bシンガーのジョン・レジェンド(John Legend)が2004年に発表したバラ―ド曲で、ファンの間でも特に人気の高い“Ordinary People”がイギリス・チャートで急浮上、来週トップ3入りする見込みだという。

最新の全英シングル・チャートで、久々のチャートインを果たした“Ordinary People”。2000年代に生まれた名曲のひとつであるとはいえ、7年以上も前のシングルが急上昇したのは、アメリカで好評を博しシーズン2が放送されているTVオーディション番組「The Voice」のUK版によるもの。アメリカではクリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)、シー・ロー(Cee Lo Green)、マルーン5のアダム・レヴィーン(Adam Levine of Maroon 5)らが‘コーチ’としてレギュラー出演して話題を呼んだが、今年3月24日からスタートした英国版である「The Voice UK」のコーチ役は、ウィル・アイ・アム(will.i.am)、ジェシー・J(Jessie J)、トム・ジョーンズ(Tom Jones)ら。

そして、この「The Voice UK」の4月14日の放送回で、ジャズ・エリントン(Jaz Ellington)という挑戦者がジョンの“Ordinary People”をパフォーマンスしたのだが、その素晴らしさにウィルとジェシー・Jは涙し、特に同曲の作者でもあるウィルは挑戦者のもとまで歩き、ハグを求めるほど。これが英国内で大きな反響を呼び、集計〆切まで1日ほどしかなかったにもかかわらず最新の英国シングル・チャートで27位に再浮上。現時点の見込みだけで翌週は3位に急上昇する見込みで、これは発売時をはるかに上回る最高記録となっている。さらに、同曲を収録したジョン・レジェンドのデビュー作“Get Lifted”も来週トップ20内に再浮上する見込みとか。元々イギリスでは、「X-Factor」などのTVオーディション番組が人気で、番組内で歌われた曲のオリジナルが「再ヒット」することが多い。とはいえ、ジョン・レジェンドにとっても7年越しでのトップ3入りは思わぬ吉報となったに違いない。

ジョン・レジェンドの“Ordinary People”は2004年12月に発表したデビュー作“Get Lifted”からのセカンド・シングルで、「僕らはただの普通の人間、迷うこともぶつかることもあるけど、ゆっくりやっていこう」と語りかけるこのラブソングは彼の代表曲のひとつ。なお、この曲はジョン・レジェンドとウィル・アイ・アムによる共作、共同プロデュース曲になる。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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