
(05/02)
2004年、50セント(50 Cent)のヒット曲“Candy Shop”にフィーチャーされ、G-ユニット(G-Unit)初の女性メンバーとなったものの、予定していたセカンドアルバムが度重なる延期の末にお蔵入りとなり、G-ユニットを去っていたR&Bシンガーのオリヴィア(Olivia Longott)。2009年頃から活動を再開していた彼女が、ここ最近ヒットを連発しているジェリー・ワンダ(Jerry "Wonda" Duplessis)のWonda Musicと契約したことが発表された。
アリシア・キーズ(Alicia Keys)らを送りだしたJ Records第一弾アーティストとして2001年にデビューしたオリヴィアは、G-ユニット加入とあわせてInterscope Recordsに移籍するも予定していたセカンドアルバム“Behind Closed Doors”はお蔵入り。2009年頃から活動を再開させ、ミックステープなどを発表、また人気リアリティ番組“Love & Hip Hop”にレギュラー出演するなど着実に本格復帰へと動いているオリヴィアが、ジェリー・ワンダのWonda Musicと契約した。
ワイクリフ・ジョン(Wyclef Jon)の従兄弟とも言われるジェリー・ワンダは、ワイクリフの片腕としてフージーズ(The Fugees)作品などで活躍し脚光を浴び、ここ最近、メアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)“Somebody To Love”、エステル(Estelle)“Thank You”、アシャンティ(Ashanti)“The Woman You Love”、ミュージック・ソウルチャイルド(Musiq Soulchild)“Anything”などなど人気アーティストのシングルを数々手がけてふたたび注目を集めている存在。これまでメジャー・レーベルに振り回されてきた過去から、EMI Musicからのオファーも断ったというオリヴィアだが、今回の契約は彼女にとって大きな前進と言えそうだ。ジェリー・ワンダも、「彼女は長年の友人で、常にサポートしたいと思っている」と全面バックアップする姿勢を語っている。
3年前から制作が伝えられているオリヴィア待望のニューアルバム“Show The World”は年内のリリースを目指しているとのこと。なおオリヴィアは、今年2月にもジム・ジョーンズ(Jim Jones)やショーン・キングストン(Sean Kingston)らが参加した新作ミックステープ“From Olivia With Love”を発表している。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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