(05/02)
今年2月に急逝したホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の大ヒット映画であり、サウンドトラックも含め彼女の代表作となった『ボディガード』。リメイクの噂も流れる中、この名作映画がミュージカルとして復活。ロンドンで今年12月5日から上演されるという。
世界でおよそ4億1000万ドル(約330億円)という興行収益もさることながら、“I Will Always Love You”をはじめホイットニーが劇中で歌っている曲を収録したサウンドトラックはアメリカだけで1700万枚以上のセールスを誇るなど、超がつくヒット作『ボディガード』。ホイットニーの急死を偲んでアメリカでは3月28日に一夜かぎり、映画館でリバイバル上映されたほか、日本でもTV放送されたが、新たにミュージカル“The Bodyguard Musical”として復活する。このミュージカル化はホイットニーの生前から決定していたもので、昨年秋の製作発表の時点でヘザー・ヘッドリー(Heather Headley)の出演が発表されていた。ホイットニーが演じたスーパースターのレイチェル役を演じるヘザーは、『ライオン・キング』、『アイーダ』といったブロードウェイ・ミュージカルに出演、トニー賞を獲得するなど活躍した女優であり、歌手としての活動も高く評価されている。そして5月1日のチケット発売スタートにともなって、映画ではケヴィン・コスナーが演じた‘ボディガード’フランク役は英俳優のロイド・オーウェンが演じることも明らかになった。
このミュージカル版では、“I Will Always Love You”、“I Have Nothing”など元々映画版でも歌われた曲に加えて、新たにホイットニーの“I'm Your Baby Tonight”、“How Will I Know”、“I Wanna Dance With Somebody”などが舞台で歌われる予定とのことで、歌姫ホイットニーを追悼する作品ともなっているようだ。公演は12月5日から翌年4月27日までアデルフィ劇場で行われる予定。
ニュース提供：bmr.jp
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