
(05/05)
ガンとの闘病が伝えられたものの、一時は再び新作“Hot Sauce Committee Pt.2”をリリースしていたビースティ・ボーイズ(the Beastie Boys)のMCAことアダム・ヤウク(Adam Yauch)が5月4日、亡くなった。
ヒップホップ史に残るパイオニアとして、名門Def Jamレーベル最初期の所属アーティストでもあったビースティ・ボーイズだが、そのDef Jam創始者のラッセル・シモンズ(Russell Simmons)がヒップホップ・サイトGrobalGrind.comでMCAの死を公表した。米時間の5月4日金曜日、ガンのために47歳の若さで亡くなったとのこと。
MCAは2009年に耳下腺に腫瘍があることが判明。これを公表し、予定されていたリリースやライブ・ツアーも休止して治療にあたった。その後、2011年には“Hot Sauce Committee Pt. 2”を発表しファンを喜ばせたが、先月にはグループとして「ロックの殿堂」入りを果たしたにもかかわらず、授賞式を欠席したことで病状が悪化しているのではと心配されていた。
MCAはビースティ・ボーイズの一員として“License to Ill”、“Ill Communication”などの大ヒットを連発しただけでなくファッションやビジュアルなど様々なカルチャーを刺激し続け、ヒップホップを世界に知らしめる大きな役割を果たしてきた。
ご冥福を祈ります。
(photo by Charlie Llewellin, CC BY-SA 2.0)
ニュース提供:bmr.jp
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