(05/07)
Cash Moneyレーベルの看板ラッパー、リル・ウェイン(Lil Wayne)を筆頭に、さらにそのリル・ウェイン率いるYoung Moneyからドレイク(Drake)、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)が大ブレイクと、ここ数年、ヒップホップ界を席巻する勢いに陰りの見えないアーティスト集団YMCMB(Young Money Cash Money Billionaires)。その総帥バードマン(Birdman aka Baby)が、今度は映画製作会社Cash Money Filmの立ち上げを発表、同時にYMCMBの所属アーティスト総出演による映画、その名も“Rich Gang”の撮影構想を口にしている。
これは、Cash Moneyの出版部門Cash Money Contentから発売されるワイダ・クラーク(Wahida Clark)の最新本“Payback Ain't Enough”の出版イベントで、バードマン自ら、XXL誌のインタビューで明かしたもので「秋には撮影を始めたいね。チーム一丸となってやる。2012年版“Baller Blockin’”(※Cash Moneyレーベルが2000年に発表した映画で、若き日のリル・ウェインらも出演)だ。“Rich Gang”はYMCMBに所属する全員が総出演する映画だが、中でもリル・ウェインが中心となる」などと発言。詳細については語らず「レーベルのドキュメンタリー形式にするのか、俳優として役柄を演じるのか」との問いには、「アイツらを俳優養成所に通わせるつもりはない。ただ自分たちらしく、とだけ思っている。俺たちのブランドの映画に興奮しているよ」とだけコメント。他にも俳優オマー・エップス(Omar Epps)を主演にした映画も企画されているようだが、果たして、リル・ウェインらの映画が本当に陽の目を見るのか期待したいところ。
またバードマンはMTVに対してリル・ウェインとCash Moneyとの契約を先月更新したと語り「YMCMBはリル・ウェインで始まり、リル・ウェインで終わる。ウェインなしのYMCMBはあり得ない」とコメント。その契約金額は「アーバン・ミュージック史上最高額」と豪語している。(t)
(photo by minusbaby, CC BY-SA 3.0)
ニュース提供：bmr.jp
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