
(05/11)
ディディ(Diddy)率いるBad Boy Recordsの看板ラッパー、ノトーリアスB.I.G.(Notorious B.I.G.)の関連作品に客演したことで注目を集め、1998年に発表したデビュー作“Money, Power, Respect”をヒットさせたNYヨンカース地区出身のジェイダキス(Jadakiss)、スタイルズ・P(Styles P)、シーク・ルーチ(Seak Lauch)のグループ、ロックス(the Lox)。一時疎遠になっていたディディとはジェイダキスの人気ぶりなどもあって和解し、ここ数年はメンバーが口々にBad Boyから新作をリリースすると語っていた3人だが、契約上の問題がどうしてもクリアできす、Bad Boyからの新作リリースを断念したとジェイダキスが明かした。
1月の時点で「ロックスのニューアルバムは今年か遅くても2013年には出せるはず。契約がまとまったところだ。数週間後にはこの新契約について発表できるだろう」などと語っていたジェイダキスだったが、5月8日のMTVとのインタビューでは「いや、もう終わったよ。ディディも尽力してくれたが、どうしても契約上うまくいかなかった。それでもディディは偉大な仲間だ」とだけ述べ、今後どのレーベルからリリース予定かといった具体的な話には触れなかった。
新作“Top Five, Dead Or Alive”のリリースも2010年から延期し続けているジェイダキスだが、4月末にはDJドラマ(DJ Drama)とのミックステープ“Consignment”を公開、収録曲“We Gettin' Money”のビデオも発表した。一方、ゴーストことスタイルズ・Pも昨年10月にソロ最新作“Master of Ceremonies”を発表、ジェイダキスとはお互いに客演を続けており、現在はカナダ・ツアー中。シーク・ルーチも’90sR&Bのジェイド(Jade)“I Wanna Love You”を使った新曲“Show You”を発表したばかりと、それぞれのアーティスト活動を継続している。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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