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ビー・ジーズのロビン・ギブ、がん闘病の末に亡くなる
(05/21)
映画『サタデー・ナイト・フィーバー』サウンドトラックなどで世界的人気を確立、長く活躍してきたポップ/ディスコ・グループ、ビー・ジーズ(The Bee Gees)のロビン・ギブ(Robin Gibb)が20日、亡くなった。62歳だった。

ロビン・ギブは、1950年代末から兄バリー(Barry Gibb)、双子の兄弟モーリス(Maurice)との3人で結成したビー・ジーズのメンバーとしてロックからソウル/ディスコ路線とスタイルを変えながら数多くのヒット曲を放ち、長く活躍。ソウルの名プロデューサー、アリフ・マーディン(Arif Mardin)との制作や、『サタデー・ナイト・フィーバー』に使われディスコの代名詞となった“Stayin' Alive”などのヒットや、ルーサー・ヴァンドロス(Luther Vandross)、ポートレイト(Portrait)らもカバーした“How Deep Is Your Love”、デスティーズ・チャイルド(Destiny's Child)がカバーした“Emotions”などで、ブラックミュージック・ファンにとってもおなじみの存在だった。

ロビンは昨年、肝臓がんであることを公表、今年4月には合併症の肺炎により昏睡状態と伝えられたものの、奇跡的に意識を回復。しかし肝臓がんに加えて結腸がんも発症し、5月20日、ロンドンの病院で亡くなった。「ロックの殿堂」やグラミー賞など様々な音楽賞を得たその生涯に渡り音楽活動を継続、ソロでも複数のアルバムを発表。今年4月にはかのタイタニック号沈没事故100周年記念式典に合わせて、息子ロビン・ジョン(Robin-John Gibb)とともに制作したアルバム"Titanic Requiem”を発表、遺族に捧げていた。
(photo by AVRO, CC BY-SA 3.0)

ニュース提供:bmr.jp

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