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ジェイ・Zの新音楽フェスにディアンジェロ、オッド・フューチャーら出演
(05/22)
大御所ラッパーのジェイ・Z(Jay-Z)が9月に米フィラデルフィアで新たな大型音楽フェスティバル「Budweiser Made in America」を開催することを発表したが、ジェイ・Z自身を含む29組の出演アーティストの一部が発表され、今年およそ10年ぶりに表舞台に姿を表すなど復活に期待の高まるディアンジェロ(D'Angelo)らの出演が明らかになった。

アメリカ合衆国における「労働者の日」の週末に開催予定というこの新フェス「Made in America」は、フィラデルフィアのフェアマウント・パークで今年9月1日と2日の2日間にわたって開催される予定で、ジェイ・Z自ら1日のヘッドライナーを務めるだけでなく、出演アーティストのラインナップも自ら選定。その出演アーティストについて、5月21日、地元メディアのPhilly.comが第一報を伝え、ディアンジェロ、人気ラッパーのドレイク(Drake)、ジェイ・Zが立ち上げたRoc Nation所属のサンティゴールド(Santigold)、タイラー・ザ・クリエイター(Tyler, the Creator)らを中心に人気を拡大しているLAのヒップホップ集団オッド・フューチャー(Odd Future Wolf Gang Kill Them All)のほか、スクリレックス(Skirillex)、アフロジャック(Afrojack)、マイク・スノウ(Miike Snow)、パール・ジャム(Pearl Jam)の名が明かされた。

その後、「Made in America」の公式Facebookで改めて第一弾発表がなされ、ジェイ・Zを含む先の9組に加え、ジェイ・Zが後押ししている大型新人のリタ・オラ(Rita Ora)や、ジャネル・モネイ(Janelle Monae)、リック・ロス(Rick Ross)率いるMaybach Music Groupからロスはじめワーレイ(Wale)、ミーク・ミル(Meek Mill)の3名、またカルヴィン・ハリス(Calvin Harris)、ダーティ・プロジェクターズ(Dirty Projectors)、パッション・ピット(Passion Pit)らの参加が発表された。残りのアーティストはまた追って発表されるという。ジェイ・Zの妻ビヨンセ(Beyonce)の名は発表されていないが、先日の記者会見ではスケジュールを調整中と前向きな姿勢を見せている。

なお、2000年の2ndアルバム“Voodoo”を最後に自身のリリースが途絶え、活動再開が待たれているディアンジェロは、噂されている新作が昨年「97%完成した」と報じられているほか、今年1月から2月にかけてはヨーロッパ・ツアーを行い、およそ10年ぶりに表舞台に立った。ステージでは新曲も披露、追加公演も行われるなど好評を博し、‘大復活’を遂げたディアンジェロは、7月上旬にニューオーリンズで開催される「Essence Music Festival」の7月6日公演にも出演、アメリカでも10年ぶりのパフォーマンスを行うことが話題を呼んでいる。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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