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ホイットニー・ヒューストン最後のレコーディング曲が公開
(05/22)
今年2月11日に急逝したホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の最後のレコーディングとなった新曲“Celebrate”が5月21日公開された。

この曲はホイットニーの遺作となる映画“Sparkle”のためにレコーディングされた新曲で、主役のスパークルを演じるジョーダン・スパークス(Jordan Sparks)とその母役を務めるホイットニーとのデュエット。R.ケリー(R. Kelly)が書き下ろし、これまで辛いこともあったが「いまこそ祝いましょう、あなたを祝福しましょう、私を祝福しましょう」と歌い上げるもので、エンドロールで流れることになる予定。

ホイットニーは、映画“Sparkle”のため、亡くなる数日前までスタジオに入ってレコーディングしていた。プロデュースを務めたアンダードッグズのハーヴィ・メイソン(Harvey Mason Jr. of the Underdogs)がHollywood Reporter紙に明かしたところによると、最後のセッションは2月7日で、「レコーディングが終わるとブースで一緒に踊りあったり笑いあったりして、出来上がったものを一緒に聴いた。いい時間を過ごしたよ」と振り返っている。またホイットニーは、ジョーダンとは別々にレコーディングしたものの、「彼女はずっと、『ジョーダンを輝かせなさい、彼女が主役なんだから』って言ってたよ」と、主役であるジョーダンがちゃんと目立つように配慮していたという。先日開催されたBillboard Music Awardsで、ホイットニー追悼コーナーに出演したジョーダン・スパークスは、ジョン・レジェンド(John Legend)による“The Greatest Love Of All”に続く形で“I Will Always Love You”を歌い、想いを捧げた。

ホイットニーはこの映画“Sparkle”のために、この新曲“Celebrate”に加えて、ゴスペルの古典「主は雀を見守り給う」(“His Eye Is On The Sparrow”)をレコーディングしている。映画“Sparkle”は北米で8月17日公開予定(日本公開未定)で、RCA Recordsからサウンドトラックの発売も予定されている。なお、この映画は1976年の映画『スパークル』のリメイク。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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