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日系R&Bシンガーのジェネイ・アイコ、待望のデビュー作は夏に?
(05/23)
昨年12月にメジャー・レーベルのDef Jam Recordingsと契約したことが明らかになった日系女性R&Bシンガーのジェネイ・アイコ(Jhene Aiko)が、いよいよ待望のデビュー・アルバム発表に向けて動きだしたようだ。

昨年3月にリリースした無料ミックステープ“sailing soul(s)”の好評を受けて、ジェネイはカニエ・ウェスト(Kanye West)やコモン(Common)らを手がけるベテラン・プロデューサー、ノーI.D.(No I.D.)がDef Jam傘下に立ち上げた新レーベル、Artiumと契約。アブ・ソウル(Ab-Soul)やケイシー・ヴェジーズ(Casey Veggies)などラッパーからの客演オファーも続く中、ノーI.D.のバックアップを受けてデビュー作“Souled Out”の準備を進めている。

今年3月には、“sailing soul(s)”に大きく貢献し、ミゲル(Miguel)のヒット曲“Quickie”なども手がけるフィスティカフズ(Fisticuffs)のプロデュースによる新曲“3:16am”のミュージックビデオ予告編映像を公開し、先日はケヴィン・ルースベルト(Kevin Roosevelt)制作の新曲“2 Seconds”も公開されている。AllHipHop.comの取材にたいしジェネイは、新作に参加しているプロデューサーについて、ノーI.D.に加えて、具体的に誰かは不明なものの、「ウィーケンド(The Weeknd)のプロデューサーからいくつかトラックはもらったわ。エイサップ・ロッキー(A$AP Ricky)のプロデューサーからも」などと回答。「色んな人と仕事が出来るところがメジャーのいいところ」とも話しており、さまざまなプロデューサーと制作に当たっているようだ。「本当はできたらすぐにでも公開して、みんなダウンロードして!って感じなんだけど」とメジャーでの活動にジレンマを感じながらも、リリース時期については「レーベルがオッケーしてくれたら、夏の終わりまでには何らかの形でリリースできると思う」とコメントしている。

なお、現在24歳のジェネイは、元々クリス・ストークス(Chris Stokes)率いるT.U.G.(The Ultimate Group)に所属、2000年に弱冠12歳でEpic Recordsとメジャー契約を結んたものの、予定されていたデビュー・アルバムはお蔵入りとなった。この過去について、「T.U.G.に所属していたのは2年半だけ。もうしばらく連絡も取ってない」「彼らがB2Kと契約して、私は放っておかれた。いい経験だったわ」「最初はデビューを急がされたけど、私は学校をまず卒業したかったの。そのうちに社長がよく知らない女性に変わって、契約が残ったまま放置されたわ。それで契約を解除してもらって、学校に戻ったの」「あの時デビューできなくてよかった。若すぎてアーティストなんていうものじゃなかったから」と振り返っている。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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