
(05/23)
マッドリブ(Madlib)やとのコラボ作、その鉄仮面でもおなじみのMFドゥームあらためDOOMと、しなやかさとトゲを共存させたビートを繰り出すアーティスト、ジャネイロ・ジャレル(Janeiro Jarel)という異才ふたりがコラボレーション。JJ・ドゥーム(JJ DOOM)と名乗り、この名義でのアルバムをLex Recordsからリリースする。
Lex Recordsは、イギリスの一風変わったラップ・デュオ=ダン・ル・サック&スクルービアス・ピップ(Da le Sac & Scroobious Pip)や、デンジャー・マウス(Danger Mouse)らの“Rome”など独特の作品をリリースしているレーベル。DOOM関連の作品も、デンジャー・マウス(Danger Mouse)とのデンジャー・ドゥーム(Danger Doom)や、ゴーストフェイス(Ghostface)とのドゥームスタークス(DoomStarks)など、Lexからのリリースが続いている。一方のジャネイロ・ジャレルも、ドクタ・フー・ダット(Dr. Who Dat)など複数の名義を使いながらヒップホップ/エレクトリック・ファンクなど様々なサウンドを生み出してきた異才で、グッディ・モブ(Goodie Mob)のクージョー・グッディ(Khujo Goodie)とのコラボ作などもLexから発表している。
そしてこの異才ふたりが組んだJJ・ドゥームは、今年2月に“Banished”という曲の音源を公開。4月にリリースされたLexレーベル10周年コンピには、“Rhymin Slang”という曲のデイヴ・シーテック(Dave Sitek from TV On Radio)によるリミックスが収録されている。JJ・ドゥームのアルバム“Keys To The Kuffs”は、当初は5月中に発売とされていたものの、現時点では正確な発売日はまだ発表されておらず延期している模様。しかし5月19日には、ジャネイロ・ジャレルが#JJDOOMとのハッシュタグ付きで「デイモン・アルバーン(Damon Alburn)とポーティスヘッドのベス(Beth Gibbons of Portishead)と曲を作った!」とツイート。ともするとマニア限定となってしまいそうな組み合わせだが、このビッグ・スターたちが参加となれば、JJ・ドゥームへの注目度がより高まるのは間違いない。
ニュース提供:bmr.jp
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