
(05/23)
人気プロデューサーのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が、昨年新たに立ち上げた事業「i am OTHER」について改めてどういう活動をしていくものかを説明するビデオを公開。音楽レーベルにかぎらないクリエイティブな活動をしていく指針を改めて表明している。
ファレルは、音楽レーベルのStar Trak Entertainmentや、ファッション・ブランドのBillionaire Boys Club、Ice Cream Clothing、アルコール・ブランドのQreamなど、これまで様々な事業を展開。昨年立ち上げたi am OTHERには、ジャーメイン・デュプリ(Jermaine Dupri)のSo So Def Recordingsと、Epic Recordsとのジョイント・ベンチャーで送りだす大型新人としてすでに注目を集めているリア・ラベル(Leah LaBelle)をはじめ、テキサス出身の女性シンガー、アリッサ・バーナル(Alyssa Bernal)、LAコンプトン出身の男性ラッパーのバディ(Buddy)、NYブロンクス出身のマキシン・アシュリー(Maxine Ashley)といったアーティストが契約しており、ほとんど音楽レーベルの名前としてこれまでは見なされていた。
しかしファレルは、5月21日に改めてi am OTHERとはどういう事業なのか、そのコンセプトを語るビデオを公開。また公式サイトでも‘マニフェスト’を表明しており、i am OTHERの「i」はファレル自身のことで、「他のもの、他の人」を意味するOTHERのために自分が働くのがi am OTHERだという。そしてこのi am OTHERを、「考える人たち、革新を起こす人たち、拒絶された人たちに貢献する、文化的なムーブメント」だと位置づけている。さらにこのOTHERとは、「固定観念に反抗する」集団であり、「OTHERはカテゴライズされるものではない。我々は単なる目立ちたがり屋とか、スケーターとか、ミュージシャンとか、学生とか、技術者とか、オーディオ・マニアとかそういうったものではない。‘そういったすべてのもの+なにか’であろうとする」などと説明し、「個性こそ新しい富だと思う」と語っている。オリジナルであること、個性的であることを求めており、ファレルは広く「OTHERであろう」とも呼びかけている。
i am OTHERでは、所属アーティストのサポートはもちろん、Billionaire Boys Club、Ice Cream Clothing、Qreamといったファレルがこれまで手がけてきた様々な事業も包括、加えてアートやマルチメディアを手がけるFriendsWithYouや、クリエイター向けのコミュニティ・サービスArtist Guild & Galleryなどなど、多彩な事業がこのi am OTHERの名のもとで動いていくことになる。その活動は、公式YouTubeチャンネルなどで今後も告知されていくとのこと。
ニュース提供:bmr.jp
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