
(05/25)
5月25日に日米同時公開となった映画『メン・イン・ブラック3』も話題の人気俳優ウィル・スミス(Will Smith)の11歳になる愛娘で、歌手として活動しているウィロウ・スミス(Willow Smith)が、日本でもおなじみのミュージカル名作『アニー』のリメイク映画で主演することが正式に決定。さらに、ウィロウが所属するRoc Nationの創立者でもある大御所ラッパー、ジェイ・Z(Jay-Z)が楽曲提供する予定があるという。
『アニー』は元々、マンガを原作としたブロードウェイ・ミュージカルで、1982年に一度映画化されている。リメイク化の話は昨年1月にもウィロウ主演で進められていると報じられていたが、ウィル・スミスと妻ジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Pinkett Smith)、そしてジェイ・Zらのジョイント・ベンチャーとして製作がスタートしたことを、ウィルの映画製作会社であるOverbrook Entertainmentが正式に発表した。ウィル、ジェイダ、ジェイ・Zらはこれまでにも、コスメ・ブランドのCarol's Daughterや、フェラ・クティ(Fela Kuti)のミュージカル“Fela!”でも共同出資をしており、今回のリメイク版『アニー』でも共同プロデューサーとなる。
そして一部報道では、プロデューサーとして参加するジェイ・Zがこのリメイク版映画のサウンドトラックに楽曲提供する予定があるとか。ジェイ・Zは、『アニー』の劇中歌をサンプリングした“IHard Knock Life (Ghetto Anthem)”でグラミーを獲得するなどの成功を収めており、今回のリメイク版製作のプレスリリースでも「ジェイ・Zは10年前に、“Hard Knock Life”によって新しい世代に、ブロードウェイの財産がもっていた力を改めて示した。彼とこの事業を共に立ち上げられることに、これ以上の興奮はない」と触れられている。また、『メン・イン・ブラック3』にも出演している英女優エマ・トンプソンが脚本を手がけ、人気TVミュージカル・ドラマ『glee/グリー』のプロデューサーのライアン・マーフィーも参加するとの噂もある。
この製作にあたっては、主演のウィロウを「スターにするため」とプレスリリースでも謳われており、ウィルとジェイ・Zの強力タッグがウィロウをプッシュしていくことになりそうだ。なお、ウィルのOverbrook Entertainmentは、ウィルの息子ジェイデン・スミス主演となったリメイク版『ベスト・キッド』(原題“Karate Kid”)も手がけている。
ニュース提供:bmr.jp
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