(05/28)
デビュー25周年という節目を迎えるにあたって、今年ニューアルバムを2枚リリースすると宣言していたベテラン・ヒップホップ・グループのパブリック・エナミー(Public Enemy)が、この2作について語った。
1987年のデビュー作“Yo! Bum Rush the Show”の発表から25周年となる今年、“Most Of My Heroes Still Don't Appear On No Stamp”と“The Evil Empire Of Everything”というニューアルバム2枚をそれぞれリリースすると今年1月に予告していたパブリック・エナミー(Public Enemy)。チャック・D(Chuck D)は、米Billboardのインタビューに対し、この2枚について「2枚は双子のような作品になる。兄弟のような双子だ。つまり、まったく同じものになるわけじゃなくて、お互いに話し合っているようなもの」とコメント。2枚組になった理由については、「レコードの時代はA面、B面とあったけど、CD1枚に収めるには長いんだよね。それで2枚に分けることにしたんだ」と説明。両作品ともに「パワフルな歌と素晴らしいコラボレーションがある」と述べ、ラージ・プロフェッサー(Large Professor)、DMC、ブラザー・アリ(Brother Ali)、トム・モレロ(Tom Morello)、バンピー・ナックルズ(Bumpy Knuckles / Freddie Foxxx)らの参加を明らかにしている。
なお、この“Most Of My Heroes Still Don't Appear On No Stamp”と“The Evil Empire Of Everything”の2作について、それぞれ6月と9月にリリースするとされていたが、現時点ではそれぞれ「夏のあいだ」と「秋」と説明されており、発売時期は少々変わりそうだ。また、5月からオーストラリア、ヨーロッパ、ブラジルとツアーをスタートさせている彼らは、秋にはEPMD、ノーティ・バイ・ネイチャー(Naughty by Nature)らとの北米ツアー「Hip Hop Gods」も計画中とか。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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