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今年1月に夫ジェイ・Z(Jay-Z)との第一子となる女の子を出産したばかりのビヨンセ(Beyonce)が、予定どおり米ニュージャージー州アトランティック・シティのOvation Hallで復帰コンサートをスタート。ブランクを感じさせない圧巻のパフォーマンスを魅せ、今年2月に亡くなったホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)やドナ・サマー(Donna Summer)の曲も披露、大いに観衆を沸かせた。
ビヨンセは、昨年6月に発表した最新作“4”の一周年を記念して、現地時間で5月25日から復帰コンサートをスタート。このスペシャルな復帰ライブ、当初は27日までの3日間の予定だったが、昨年8月に行われ、後にパッケージも発売された4日間のみの特別公演「4 Intimate Nights With Beyonce」同様に早々に完売してしまったため、28日の追加公演も決定している。
ビヨンセの“Run The World (Girls)”のビデオにも出演していた新星シンガー、ルーク・ジェイムス(Luke James)を前座に据えての復帰コンサートは、衣装やセットから振り付けまでも昨年の「4 Intimate Nights With Beyonce」から一新され、世界最高峰のステージ・パフォーマンスで魅せるビヨンセの気合いの入れようがうかがえる内容だったようだ。2時間におよぶ公演の中、5度の衣装チェンジを行い、巨大なLEDライトの壁面をバックに、世界的人気の双子ダンサー、レス・トゥインズ(Les Twins)らも出演してスペクタクルなショウを展開。デスティニーズ・チャイルド(Destiny's Child)のヒット曲も披露したのはもちろんのこと、先日亡くなったドナ・サマーの曲をサンプリングした“Naughty Girl”では原曲となる“Love To Love You Baby”も流してディスコの女王を追悼。また、“Halo”を歌う前にはホイットニーの代表曲“I Will Always Love You”を披露し、26日の公演では、その日37歳の誕生日を迎えたローリン・ヒル(Lauryn Hill)を祝って“Ex-Factor”のカバーまで飛び出したとか。妊娠出産によるブランクを感じさせないばかりか、新たな力強さを備えたとも見えるビヨンセのこのパフォーマンスに、夫ジェイ・Zは「ビヨンセは世界で最高のパフォーマーだ、ピリオド」とTwitterでコメント、短いながら賛辞を送っている。また26日の公演にはミシェル・オバマ大統領夫人の姿もあったとか。
なお、公演が行われているOvation HallがあるRevel Resortsの公式YouTubeアカウントでは、公演前からメイキング映像が公開されているほか、27日にはオープニングを飾った“End of Time”の1分半に短く編集されたパフォーマンス映像も公開。この貴重なコンサートもいずれパッケージ化されそうだ。またビヨンセは、4月からスタートさせた IAm.Beyonce.com にて続々とコンサートのさまざまな瞬間を撮った写真を公開している。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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