
(06/04)
白人/ネイティブ・アメリカン混血という異色の出自と特徴ある高い声での速射ラップを武器に、エミネム(Eminem)のレーベルとの契約を勝ち取った「アラバマの狼」ことイェラウルフ(Yelawolf)が、人気ロックバンド、ブリンク182(Blink-182)のドラマーにして、プロデューサーとしてヒップホップに接近した活動でも注目されているトラヴィス・バーカー(Travis Barker)とのコラボレーションEPを完成させたという。
今年2月には英国の新進シンガー・ソングライター、エド・シーラン(Ed Sheeran)との異色コラボ作“The Slumdon Bridge EP”を無料公開したイェラウルフだが、今度は昨年豪華ゲストを招いたソロ作で話題を呼んだトラヴィス・バーカーとコラボレーション。“Psycho White”と題されたこのコラボ作は全5曲のEPとなっているようで、バーカーとはトランスプランツ(Transplants)でバンドメイトでもあるランシドのティム・アームストロング(Tim Armstrong of Rancid)も「パンク・レゲエ調」と評される“Can't Push Us Around”という曲に参加しているとのことで、バーカーのソロ作同様に様々なジャンルがミックスされた内容となっているようだ。もっとも、EPは完成しているものの、バーカー側の契約問題がまだ完全に解決していない模様で、リリース日などはまだ未定とのこと。
昨年発表したメジャー・デビュー作“Radioactive”は「2週間で作った」というイェラウルフだが、ニューアルバム“Love Story”については今年3月にひ臓破裂で緊急入院するなどしたためスケジュールがずれ込み、制作そのものも後ろ倒しになっており、本人も時間をかけて制作したいとのこと。イェラウルフは他にも「大ファン」と言ってはばからないビッグ・K.R.I.T.(Big K.R.I.T.)とのコラボ作“Country Cousins”を以前から進めているが、こちらもゆっくり制作に当たるようだ。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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