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ODB伝記映画にウータン・メンバーが本人役で出演?!
(06/05)
今年3月に本格的に製作に向けて動き出したことが伝えられた故オール・ダーティ・バスタード(Ol' Dirty Bastard)の伝記映画“Dirty White Boy”に、なんとRZA、ゴーストフェイス・キラ(Ghostface Killah)、レイクウォン(Raekwon)、メソッド・マン(Method Man)といったウータン・クラン(Wu-Tang Clan)の仲間たちがそれぞれ本人役で出演する可能性があるという。

これは、主演のオール・ダーティ・バスタード役を任された俳優マイケル・K・ウィリアムス(Michael K. Williams)が、NY Daily News紙のインタビューで示唆したもの。彼によると、製作側は、ウータンのメンバー役について「本人たち以外をキャスティングする気がない」のだとか。もっとも、GZAはこの報道にいち早く反応を示し、広報を通じて「出演は100%ない」との完全否定。現時点では他のメンバーからのコメントは出されていない。

オール・ダーティ・バスタードは、個性派ヒップホップ集団ウータン・クランの中でも、型破りなラップスタイルと強烈なパフォーマンスで常に注目を浴びたラッパー。1995年に発表したソロ・デビュー作“Return To The 36 Chambers”が商業的にもヒット、マライア・キャリー(Mariah Carey)との共演などメジャー人気も獲得したが、一方でトラブルが絶えず、2004年に薬物中毒で他界した。2009年にも彼の生涯を取り上げたドキュメンタリー・フィルムが発表されているが、今回の伝記映画は、米ケーブルTV局VH1社に勤務する青年ジャレッド・ワイスフェルドとオール・ダーティ・バスタードが経験した紆余曲折を、2004年に急逝するまでの主に晩年に焦点を当てて描いたものになるとのこと。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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