(06/05)
娘から見た視点の映像、さらに実の娘デスティニーが出演していることもあって最新ビデオ“Daughters”も話題の人気ラッパー、ナズ(Nasir "Nas" Jones)が、新作“Life Is Good”のアートワークを自身のウェブサイトNasirJones.comで公開。そこで、白いスーツでカメラに向かうナズが膝に置いているのは、ヒップホップ界のロイヤル・カップルと称されて結婚したものの、泥沼の離婚裁判を演じたR&Bシンガーの前妻ケリス(Kelis)が残したウェディング・ドレスだという。
エミリオ・プッチのクリエイティブ・デザイナーでもある英国人デザイナーのマシュー・ウィリアムソン(Matthew Williamson)が手がけたというこの特注ドレスは、今年4月に出演した米ケーブルTV局VH1のドキュメンタリー「Behind the Music」内でも「ケリスは家から身の回りの物を持ちだしていた。グリーンのウェディングドレスだけを残してな」と言及していたもので、ナズのマネージャーがXXL誌に対して、その写真がナズの新アルバムの公式ジャケット写真であり、ケリスが着用した本物であることを認めたという。これまでのナズの発言はもとより、“Life Is Good”というタイトルや先行シングルなどからも同作がこれまでの作品の中でもかなりプライベートな内容になっていることは間違いないが、ナズが前妻のウェディングドレスをジャケット写真に使用したことより、まだ持っていたことの方に驚くファンも多いのでは?
“Life Is Good”の7月17日発売に向けてナズは、6月25日の英国マンチェスターを皮切りに音楽フェスも含めヨーロッパ11公演日程を発表。また米時間3日に開催されたニューヨーク夏の風物詩的音楽イベントHot 97 Summer Jamに出演した際には、自身のステージにのサプライズ・ゲストにローリン・ヒル(Lauryn Hill)を迎え観客を熱狂させている。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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