
(06/05)
昨年はミック・ジャガー(Mick Jagger)らとのスーパー・グループ、スーパーヘヴィ(SuperHeavy)への参加で世界を驚かせた英国出身のグラミー受賞ソウル・シンガー、ジョス・ストーン(Joss Stone)の新作は、デビュー作となったカバー集の続編になることが分かった。
昨年はスーパーヘヴィとしての活動も話題になったが、訴訟沙汰になるほど関係が悪化したEMIを離脱して自主レーベル Stone'd Recordsから自身のアルバム“LP1”もリリースしていたジョス・ストーン。彼女といえば2003年、弱冠16歳にして60年代から70年代の楽曲を中心にソウルフルな歌声でカバーした“The Soul Session”で鮮烈なデビューを飾り、世界中で500万枚を売り上げたヒットとなったが、彼女が今年リリースを予定しているニューアルバムはこの第2弾となる。
9年ぶりの発表となるこのカバー集、第2弾はシンプルに“The Soul Sessions Volume 2”と題され、同じく60年代から70年代の楽曲を中心にセレクト。昨年亡くなったシルヴィア・ロビンソン(Sylvia Robinson)の代表曲“Pillow Talk”や、ハニー・コーン(Honey Cone)の“While You're Out Looking For Sugar”、デルズ(The Dells)の“The Love We Had”らを歌っているという。また第1弾では、往年のソウル・ミュージックに混じってホワイト・ストライプス(The White Stripes)の“Fell In Love With A Girl”もカバーされ話題を呼んだが、今回もインディ・ロックのブロークン・ベルズ(Broken Bells)が2009年に発表した“The High Road”をカバーしているとか。第1弾同様に大御所シンガーのベティ・ライト(Betty White)がサポートしているほか、今回はアイズリー・ブラザーズ(the Isley Brothers)のアーニー・アイズリー(Ernie Isley)らも参加しているとのこと。全11曲の収録を予定している。
昨年の前作“LP1”は自主レーベルからのリリースだったが、今回はデビュー作となった第1弾を発表したS-Curve Recordsにふたたび戻ってのリリースとなる。ジョス・ストーンは、「“The Soul Session”のアイディアをもう一度やることは本当にとても楽しいかったわ。出来にもすごく満足してる。私のStone'd Recordsについては長期的な運営を考えているけど、今回のリリースについてはS-Curveと(そのボスで、ジョス・ストーンを送りだした)スティーヴ・グリーンバーグ(Steve Greenberg)とふたたび組むのが正しいと思ったの」とコメント。
ジョス・ストーン1年ぶりの新作“The Soul Sessions Volume 2”は7月31日の発売を予定している。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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