(06/11)
昨年2月に発表した無料アルバム“nostalgia, Ultra”が各メディアの「2011年の年間ベストアルバム」にも挙げられるなど高い評価を受けたR&Bシンガー、フランク・オーシャン(Frank Ocean)がついに待望のメジャー・デビュー・アルバムを7月に発表する。
人気ヒップホップ集団オッド・フューチャー(Odd Future Wolf Gang Killing Them All)のメンバーという顔を持ちながら、ソロ・シンガーとしてDef Jam Recordingsとメジャー契約、ソングライターとしてビヨンセ(Beyonce)やジェイ・Z＆カニエ・ウェスト(Jay Z & Kanye West)らの作品に参加するなど新人としては異例の活躍を見せているフランク・オーシャン。当初は無料作品“nostalgia, Ultra”を再構成した“nostalgia, LITE”を昨年夏にリリースする予定だったが結局未発売に終わり、‘仕切り直し’となる新たなアルバムの制作を進めていることが明らかになっていた。
ジェイ・Z＆カニエ・ウェストの“No Church In The Wild”などのほか、ブランディ(Brandy)ら数々のアーティストからもソングライターとしてオファーが続き、またオッド・フューチャーのクルー・アルバム“The OF Tapes Vol. 2”でも新曲を発表するなど、本格デビューへの期待がいやが上にも高まる中、フランク・オーシャンは自身のTumblrに「channel ORANGE」と題した予告編的映像のビデオを投稿。新曲が流れる中、最後に「7.17.12」という数字が登場するものになっている。その後、所属レーベルのDef Jamが正式に、7月17日にフランク・オーシャンのアルバム“Channel Orange”をリリースすると発表。また、予告編で流れていた新曲“Pyramids”のフル音源が公開され、無料での配布がスタートしたほか、7月13日から北米ツアーを開始することもあわせて発表。いよいよメジャー・デビューに向けて動きだすようだ。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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