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アデル、全米チャート24週1位でプリンスの記録と並ぶ
(06/14)
「2011年、世界でもっとも売れたアルバム」となったアデル(Adele)のモンスター・アルバム“21”が、大方の予想どおり今週の最新米Billboardアルバム総合チャートでふたたび1位に浮上。昨年3月17日付けのチャートインから通算で24週目の1位を獲得し、プリンス(Prince)の“Purple Rain”以来27年ぶりとなる大記録となった。

昨年始めに発表したアデルの“21”は、異例のロングヒットですでに世界で2200万枚を突破。米チャートでも常にトップ10内に入っており、アメリカだけでも930万枚以上を記録している。今週の最新チャートでは、先週の2位から7万枚以上のセールスで1位に再浮上。NBC放送がインタビュー特番を組んだこともあってか、アデルの“21”のみ前週比30%アップを果たしたことが大きく影響したようだ。この通算24週の1位は、プリンスの“Purple Rain”(1984年発売)およびジョン・トラボルタ主演で日本でも文字どおりフィーバーを巻き起こした大ヒット映画『サタデー・ナイト・フィーバー』サウンドトラック(1978年発売)と並ぶ記録で、歴代4位となる。

歴代3位はハリー・ベラフォンテ(Harry Belafonte)“Calypso”(1956年発売)と、映画『南太平洋』(原題“South Pacific”)サウンドトラック(1958年発売)による通算31週1位となるため、さらなる記録更新はかなり難しそうだが、7月に開催されるロンドンオリンピック開幕式でのパフォーマンスも決まっているだけに、セールスが伸びる可能性はまだまだありそうだ。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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