
(06/18)
以前からラップ・ファンの間で注目を集めていたが、最近カニエ・ウェスト(Kanye West)のサポートを受けたことで一気に幅広い注目を集めたチーフ・キーフ(Chief Keef)。まだ16歳というこの新鋭ラッパーが、エミネムやレディー・ガガら大物アーティストが所属することでおなじみのメジャー・レーベル Interscope Recordsと正式契約した。
チーフ・キーフはミックステープ“Back From The Dead”などで評価を高めたシカゴ出身の若手ラッパー。今年5月初め、カニエ・ウェストがチーフ・キーフの“I Don't Like”に自身やプッシャー・T(Pusha T)、ジェイダキス(Jadakiss)、ビッグ・ショーン(Big Sean)が参加したリミックスを公開したことでチーフ・キーフの知名度/評価が爆発的に伸びた。リル・ウェインらが所属するCash Money Recordsやヤング・ジージーのCTEなど多数のレーベルが争奪に乗り出す中、Interscopeが彼を獲得するのに成功したようだ。
さらにヒップホップ・サイトFakeShoreDriveによれば、チーフ・キーフはInterscopeとのレコード契約だけでなく、キーフの所属するクルーであるGBEのためのレーベルをInterscopeと共同で立ちあげ、キーフがそこのボスを務めることになる。また、Interscopeの映画配給部門を通じて2本の映画契約や、ドクター・ドレーとInterscope会長のジミー・アイオヴィンによるヘッドフォン・ブランド Beats By Dr. Dreで「Beats By Keef」という自身のラインも持つことになるという、破格の待遇となった模様。
昨年以降、オッド・フューチャー(Odd Future Wolf Gang Kill Them All)やクレイショーン(Kreashawn)、エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)周辺など、インターネットで人気を呼び一気にメジャー契約を獲得する若手ラッパーが相次いでいるが、チーフ・キーフもその中に加わったことになる。
ニュース提供:bmr.jp
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