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ジェイ・Z猛プッシュのリタ・オラ、デビュー作は9月に
(06/19)
ジェイ・Z(Jay-Z)“Young Forever”などのビデオにカメオ出演している姿が目に留まり、2009年、19歳にしてRoc Nationと契約を果たした英ロンドン出身の美人ポップ/R&Bシンガー、リタ・オラ(Rita Ora)。ジェイ・Zの強力なバックアップも受け、「次のリアーナ」とも注目される彼女のデビュー作のリリース準備がついに整ったようだ。

リタ・オラは、今年2月にはダブステップ/ドラムンベースのトップDJ/プロデューサー、DJフレッシュ(DJ Fresh)がリタ・オラをゲストに迎えた“Hot Right Now”が英シングル・チャートで1位を獲得。同下旬には、ボスでもあるジェイ・Z自らが付き添ってニューヨークの人気ラジオ局をハシゴして回るなど米国でのプロモーション活動も精力的に行い、ビギー“Party and Bullshit”も引用したアメリカでのデビュー曲“How We Do (Party)”を発表。5月にはスターゲイト(StarGate)がプロデュースを務め、ドレイク(Drake)がソングライティングに携わる2ndシングル“R.I.P.”を発表、タイニー・テンパー(Tinie Tempah)を迎えたこの曲は全英チャート1位を獲得するなど活躍している。また、コールドプレイ(Coldplay)の欧州ツアーのフロント・アクトに抜擢されるなど、ジェイ・Zの手厚いバックアップがうかがえる活動ぶりだ。

そしてついにデビューアルバム“O.R.A.”のリリース準備が整ったようだ。リタ・オラ自ら、VH1の番組内で「3年かかったけど、やっと9月頃にアルバムが発表できる」とコメント。待望のデビュー作のタイトルに名字を選んだのは、自らのルーツであり、長く民族紛争の続いた祖国コソボ(旧ユーゴスラビア)への想いからとのこと。アルバムのリリース月となる9月には、米フィラデルフィアで開催されるジェイ・Z主催の大型音楽フェス「Budweiser Made in America」への出演も当然決まっており、さらなるプロモーション活動にも余念がない模様。

一方、比較対象によく名が挙がるリアーナの大ヒット曲“We Found Love”を手がけたカルヴィン・ハリス(Calvin Harris)がTwitterでリタ・オラを非難。これはカルヴィン・ハリスが同じく手がけ、現在イギリスで今年最速で全英1位ヒットに到達するなど大ヒットしているシェリル・コール“Call My Name”について、リタ・オラが各所で「あれは元々私のための曲だった」と触れ回ったことが問題となっており、カルヴィン・ハリスは「はっきり言われてもらうと、“Call My Name”をリタ・オラに渡す予定なんか一切なかった。勝手にあの子がでっち上げた話だよ、理由は知らないけど」「Wikipedia読んでみたら、あたかも事実のようにされててクレイジーだ!」とリタ・オラが‘嘘を吐いている’と非難している。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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