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T.I.新曲はニューオーリンズ・バウンスに
(06/22)
新作が待たれる人気ラッパーのT.I.だが、新たなシングルとして準備している“Ball”は、ゲストにニューオーリンズ出身のリル・ウェイン(Lil Wayne)を迎え、同地から火がつきはじめたニューオーリンズ・バウンスを取り入れたスタイルになっているという。

一時は出す曲、出す曲、どれもロングヒットになったT.I.だが、“Love This Life”、“Like That”という最新シングル2曲は目立ったヒットにならずに終わっているためか、新たな方向性を取り入れた曲が次のシングルに決まったようだ。ゲイ・カルチャーと結びつきシッシー・バウンスなどとも呼ばれることがあるニューオーリンズ・バウンスは、その名のとおりニューオーリンズで始まった「バウンス」と呼ばれるスタイルが拡大、ダンス・ミュージックと結びついたスタイルで、アーティストとしてはビッグ・フリーダ(Big Freedia)などがおなじみ。最近ではニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)が“Stupid Hoe”、ディプロ(Diplo)が“Express Yourself”などで取り入れて火がつき始めている。

人気ソングライター/プロデューサーのリコ・ラブ(Rico Love)がRap-Up.comに語ったところによると、そのT.I.のニューシングル“Ball”はリコ・ラブが制作パートナーであるアール&E(Earl & E)と共に手がけたもので、「(T.I.やレーベル側が)いつでも発表できる状態」という。またこの他にも、T.I.の新作“Trouble Man”にはファレル・ウィリアムス(Pharrell)がプロデュース、シー・ロー(Cee-Lo)が参加したトラックなどもあるとも語っている。

T.I.のニューアルバム“Trouble Man”は9月4日発売予定。

ニュース提供:bmr.jp

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