
(06/25)
レディー・ガガを送りだし、マイケル・ジャクソンとの共演曲でも知られるプロデューサー/シンガーのエイコン(Akon)が劇中曲を担当したことで話題のボリウッド大作映画『ラ・ワン』(“Ra.One”)が、日本で8月4日から公開されることが決まった。
インドの国民的スター、シャー・ルク・カーンが主演を務める『ラ・ワン』は、30億円もの製作費が投じられた大作映画で、インドで昨年公開され、大ヒットを記録。『トロン』、『Xメン』シリーズなどを手がけてきたジェフ・クライザー監修によるVFXも見応えがあるが、インド映画でおなじみのダンス・パートで使われる劇中曲をなんとエイコンが担当。エイコンらしいキャッチーさとインド音楽の要素が絶妙に入り交じったダンス曲に仕上がっており、エイコンはヒンディー語での歌唱も披露、「発音が正しく聞こえるように」努力したとか。
映画は、シャー・ルク・カーン演じるTVゲーム開発者のシェカルが「ラ・ワン」というゲームを制作。息子の前ではいいところを見せられないシェカルが、‘悪のヒーロー’好きの息子のために作ったゲームで、「ラ・ワン」とは神話上に登場する魔王ラーワンにもちなんだ最強のラスボスの名前でもある。しかし、このラ・ワンが現実世界に飛び出してしまい、これに対抗するためにシェカルの姿に似せた‘正義のヒーロー’Gワンを実体化させ……というストーリー。息子の部屋に貼られたマイケル“Bad”のポスターを見てシェカルがモノマネを披露(でもBGMは“Billie Jean”風)したり、有名映画のパロディ的なシーンや数々のギャグ、小ネタなど笑いどころも満載で、5月から公開されている同じくインド発のSF大作映画『ロボット』から主役のラジニカーントも『ロボット』での劇中役のままカメオ出演。2時間36分ノーカットで、SF、アクション、ドラマ、そしてダンスが融合するボリウッドらしい一大エンターテイメント作品となっている。
『ラ・ワン』は8月4日から東京都写真美術館ほか全国にて順次公開。また、基本的には無料で観られる「1(one)円試写会」の好評を受けて、ニコニコ生放送での3000名限定オンライン試写会が6月29日(金)に行われる。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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