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ホイットニー遺作の『スパークル』サントラ、7月末に
(07/03)
今年2月に急死したホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の遺作となる映画で、彼女自身の最後のレコーディング曲が使われる“Sparkle”の公開を前に、サウンドトラック盤の発売が正式に決定した。

『アメリカン・アイドル』出身で知られるジョーダン・スパークス(Jordin Sparks)主演となる映画“Sparkle”は、1976年の映画『スパークル』のリメイク作。映画版が大ヒットを記録したブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』が参考にしたと言われ、『ドリームガールズ』同様に、言わずとしれたモータウンの女性コーラス・グループ、シュープリームス(Supremes)から物語の着想を得た作品で、ソウルを代表するアーティストのひとりカーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield)が手がけたサウンドトラックでも有名。ホイットニーは、ジョーダン・スパークス演じる主人公スパークルの母親役として出演、16年ぶりの銀幕復帰作となった。

映画のテーマソングとなる“Celebrate”は今回のリメイク版のためにR.ケリー(R. Kelly)が新たに書き下ろしたもので、ジョーダン・スパークスとホイットニーが歌う。またホイットニーは、ゴスペル古典「主は雀を見守り給う」(“His Eye Is On The Sparrow”)を歌っており、この2曲は亡くなる数日前にレコーディングされたものと言われている。他にもサントラには、ジョーダン・スパークスら劇中で結成されるガールズ・グループによって歌われる、原作映画にもあったカーティス・メイフィールド制作の“Something He Can Feel”などの劇中曲が収録されているほか、歌手役で出演するシー・ロー(Cee Lo Green)の“I'm A Man”、また“Celebrate”のミュージックビデオにカメオ出演しており、“Sparkle”が初の映画出演となるゴアペレ(Goapele)の“Running”なども収録される。

“Sparkle”は北米で8月17日公開予定で、サウンドトラックは7月31日にRCA Recordsからリリースされる。映画の日本公開は未定。(s)

“Sparkle” トラックリスト
1. “I'm A Man” / Cee Lo Green
2. “Yes I Do” / Carmen Ejogo
3. “Running” / Goapele
4. “Jump” / Carmen Ejogo, Tika Sumpter, & Jordin Sparks
5. “Hooked on Your Love” / Carmen Ejogo, Tika Sumpter, & Jordin Sparks
6. “Something He Can Feel” / Carmen Ejogo, Tika Sumpter, & Jordin Sparks
7. “His Eye Is on the Sparrow” / Whitney Houston
8. “Look Into Your Heart” / Jordin Sparks
9. “One Wing” / Jordin Sparks
10. “Love Will” / Jordin Sparks
11. “Celebrate” / Whitney Houston & Jordin Sparks

ニュース提供:bmr.jp

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