(07/09)
昨年7月23日、27歳という若さでロンドン郊外の自宅で遺体となって発見されるという衝撃的な訃報が世界中を駆け巡ってから早一年、エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)の未発表曲集アルバムが、もう一枚リリースされる可能性があるという。
これは、6月末に回顧録“Amy, My Daughter”を出版したばかりのエイミーの実父ミッチ・ワインハウスが英BBC放送に対して明かしたもので、「どれだけの音源があるかははっきりしていないが、少なくともアルバムをもう一枚作るだけの未発表音源はある。カバー曲が多いね。だが問題は、我々は誰からも搾取したくないという点にある。我々にとって娘のファンは大切な存在だから、無価値なものは世に出したくないからね」などと述べている。実現すれば、昨年12月に発売された未発表曲集“Lioness: Hidden Treasures”に次いで2作目となる。
なおエイミー・ワインハウスは、7月17日発売のナズ(Nas)の新作にデュエット曲“Cherry Wine”が収録されている。また、一周忌に際して、英音楽誌Qの最新号でエイミー特集が組まれ、セイント・エティエンヌ(Saint Etienne)、テンパー・トラップ(The Temper Trap)、マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)などがエイミーの曲をカバーしたトリビュートCDが付録になっているとのこと。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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