
(07/31)
名作“Bad”の25周年企画の一環として映画監督スパイク・リー(Spike Lee)が手がけているマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)のドキュメンタリー映画が、今年は8月29日から開催される第69回ヴェネツィア国際映画祭でお披露目される予定であることが分かった。
9月にリリースされる25周年記念盤と同じ“Bad 25”というタイトルとなったこのドキュメンタリー映画は、Sony Music、マイケル・ジャクソン・エステートとパートナーを組み、マイケル・ジャクソンが1987年に発表した“Bad”の制作ドキュメントや、ミュージック・ビデオの撮影秘話、「Bad Tour」のメイキング映像などにフォーカスした内容となり、未公開映像や未発表音源なども披露されるというもの。マイケル・ジャクソンは、最終的に11曲収録となった“Bad”のために60曲をレコーディングしたなど既にさまざまなエピソードが語られているが、スパイク・リー監督は「この“Bad”プロジェクトによって、彼のキャリアにおいてこれほど重要かつ大きな作品がどのようにして生まれたかを明らかにし、アルバム制作秘話の非常に興味深いストーリーを掘り起こせたと思っている」とコメントしている。
以前の発表では、このドキュメンタリーの中では、スパイク・リー監督自らカニエ・ウェスト(Kanye West)、マライア・キャリー(Mariah Carey)、LA・リード(Antonio "L.A." Reid)から、「Bad Tour」のバックコーラスだったシェリル・クロウ(Sheryl Crow)らに行ったインタビューもあると言われている。もっとも、ヴェネツィア国際映画祭でのプレミア上映は明らかになったものの、一般公開の有無やDVDなどのパッケージ・リリースの可能性などはいまだ言及はない。
なお9月18日には、これまで正規パッケージ・リリースのなかった88年の「Bad Tour」コンサート映像のDVDや、未発表アウトテイクやデモ音源、また新たに制作されたリミックス音源を収録したボーナス・ディスクなどを付けた記念盤“Bad 25”がリリースされる予定。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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