(08/06)
デビュー当初の2000年前半はポップ・シーンも巻き込んで席巻したものの、近年はその影響力を失ってしまったラッパーのネリー(Nelly)が、なんとあのカリスマ・ヒップホップ・プロデューサーのドクター・ドレー(Dr. Dre)とスタジオ入りしているという。
これはMTVが報じたもので、ドクター・ドレーとの初コラボレーションが進行中であることをネリーは認めている。「ドレーとは何度か会ったことはあったが、今までああいうクリエイティブな環境で一緒になったことはなかったんだ。スタジオに一緒に入って、ドレーがビートをプレイするなんて環境にね。これまで見たことのあったドレーとは全然違ったよ」と素直な感想を述べている。しかしネリーは、「俺のアルバム用に作ったわけじゃないし、ドレーのアルバム用ってわけでもなくて。自分たちでも、いまだに何をやっているのかわかってないんだ。ただ一緒につるんで、いいバイブが生まれたからこうなった、ってだけでさ」とも説明しており、このドレーとのコラボ曲をどうするかは、まだ具体的なプランはないようだ。また、「彼が自分で設定するハードルの高さったら」とドレーの完璧主義ぶりに触れ、ドレーが出来に満足するまではリリースの機会はないだろうとコメント。とはいえ、制作は今後も共に続けていくとのことで、この珍しいコラボレーションの行く末が気になるところだ。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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