
(08/13)
カナダ出身、元は俳優として活動をスタートさせ、いまや若手人気ラッパーのひとりとなったドレイク(Drake)が、米Billboard R&B/Hip-Hop Songsの最新チャートで1位を獲得。これで同チャートでは10曲目の1位獲得となり、大御所ラッパー、ジェイ・Z(Jay-Z)の持つ9曲という記録を破った。
現在25歳のドレイクがゲスト参加したトゥー・チェインズ(2 Chainz)のシングル“No Lie”が、R&B/Hip-Hop Songsチャートで前週2位から1位へと浮上。これでゲスト参加曲で7曲目の1位となり、自身名義で獲得した3曲とあわせて、同チャートで10曲目の1位獲得となった。これは、これまで歴代1位だったジェイ・Zの9曲(自身名義4曲、客演5曲)を上回るもので、ラッパーとしての新記録となる。
ミックステープでの活動を中心にしていたドレイクが世間の注目を集め出したのはおよそ3年前のこと。2009年に元は無料で発表した“So Far Gone”がブレイクのきっかけとなり、シングル・カットされた“Best I Ever Had”がR&B/Hip-Hop Songsチャートで1位を獲得して以来、自身名義の曲では、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)をゲストに迎えた“Make Me Proud”と、リル・ウェインとの“The Motto”が1位を獲得している。今年2月には、この2曲でRap Songsチャートで12曲目の1位を獲得、ディディ(Diddy)の11曲を抜いてこちらも記録を更新している。
なおこのR&B/Hip-Hop Songsチャートでナンバーワン・ヒットを獲得したラッパーについては、9曲で歴代2位となるジェイ・Zが初めてシングルをリリースしたのが1995年。8曲(自身名義3曲、客演5曲)で3位になるリル・ウェインは1999年、6曲(自身名義3曲、客演3曲)で4位となるカニエ・ウェスト(Kanye West)は2003年と、ドレイクがいかに短期間でトップスターの座に上り詰めたかがうかがえる。ちなみに5位には、50セント(50 Cent)、リュダクリス(Ludacris)、ネリー(Nelly)が4曲タイで並んでいる。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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