(08/16)
7万人を動員した伝説のライブから早9年、8月16日と17日にそれぞれ大阪、東京で公演にのぞむ「ヒップホップ・モンスター」ことエミネム(Eminem)だが、世界中のファンが待つ新作制作にようやく本格的に着手したようだ。
エミネムは「本当に着手したところだ。多忙な時期でもあり、曲をあれこれと探っているところだ。先週スローターハウス(Slaughterhouse)のアルバムを完成させたばかりで、ようやく自分のプロジェクトに取り掛かる時間ができたところさ」などとコメント、ごく初期段階にあることを強調するも、制作をスタートさせたことを明かした。また、同じデトロイト出身で、昨年はコラボ作も発表するなどスローターハウスの面々の中でも特にエミネムとは近しいロイス・ダ・ファイブ・ナイン(Royce Da 5' 9")からは、「マーシャル(エミネムの本名)は本当にレコーディングを止めることのないタイプで、ブースのある奥の部屋にいるときは鍵をかけてこもっている。誰もそこには入れないし、誰もエミネムが何をやっているか知らないんだ。分かっているのはつねに作業をしているということだけ。だからもうアルバムの準備ができたと言われても信じられるよ。馬車馬のように毎日作業しているからね」などとエミネムの猛烈仕事人間ぶりが紹介された。
エミネムの9年振りとなる今回の来日公演には、エミネムの全面サポートのもとで完成させた新作“Welcome To Our House”を引っ提げてスローターハウスの面々も参加。15日に急遽行われたカリスマプロデューサー、ドクター・ドレー(Dr. Dre)の銀座Apple Storeでのトークイベントにエミネムはサプライズ出演しており、その前日に行われたエミネムのライブ・リハーサルにもドレーの姿があったとの話から、この久々の来日公演、ドレーも出演する伝説のライブになるのではと期待が高まっている。また、同時期に「SUMMER SONIC」出演のため来日しているリアーナ(Rihanna)との共演も期待されている。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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