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ホイットニー最後の出演となった映画『スパークル』が好調な出足を記録
(08/20)
今年2月に亡くなったホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の最後の出演作となった映画“Sparkle”が全米で8月17日から公開がスタート。週末だけで1200万ドル(およそ9億5500万円)を稼ぐヒットとなっている。

『アメリカン・アイドル』出身の女性シンガー、ジョーダン・スパークス(Jordin Sparks)主演となるこの映画は、映画版が大ヒットを記録したブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』が参考にしたとも言われる1976年の映画『スパークル』のリメイク版。言わずとしれたモータウンの女性コーラス・グループ、シュープリームス(Supremes)から物語の着想を得た映画で、カーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield)が手がけた音楽でも有名だ。このリメイク版は、ホイットニーの最後のレコーディングでもあり、R.ケリー(R. Kelly)書き下ろしの“Celebrate”で主演のジョーダン・スパークスとデュエットしているほか、ホイットニーはゴスペル古典「主は雀を見守り給う」(“His Eye Is On The Sparrow”)を歌っている。

この“Sparkle”、8月17日から全米2244ヵ所の劇場で公開がスタート、公開日の金曜日だけで450万ドル(およそ3億5800万円)、週末にかけて1200万ドルのヒットとなったという。シルヴェスター・スタローン、ジェット・リー、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーらの豪華共演作『エクスペンダブルズ2』などの話題作がひしめく中、ボックスオフィスで初登場5位になることが見込まれている。なお、16日にハリウッドで開かれたプレミアには、ホイットニーの母シシー・ヒューストン(Cissy Houston)や娘のボビー・クリスティーナ(Bobbi Kristina)らも出席した。

ちなみに、このリメイク版“Sparkle”は、17日の公開を前に小説版が出版されたほか、早くもブロードウェイ・ミュージカル化も企画されているとか。映画の日本公開は未定。

ニュース提供:bmr.jp

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