(08/21)
ピンクのコンドームを膨らませる表紙写真が物議をかもした英スタイル・マガジンDazed & Confusedをはじめ、VIBE、SPINといった米有力音楽誌の最新号の表紙を次々に飾り、先週末に開催された「SUMMER SONIC 2012」での来日パフォーマンスも好評だったハーレム出身の黒人女性ラッパー/シンガー、アジーリア・バンクス(Azealia Banks)。ファッション業界からも注目される彼女のデビュー・アルバムは、来年に持ち越されるようだ。
今年1月に、エミネム、レディー・ガガらを抱えるInterscope Recordsとの契約を手にし、5月には出世曲“212”を含む4曲入りEP“1991”をリリース、7月にもアルバムに匹敵する内容の無料ミックステープ“Fantasea”を発表するなど助走も万全なアジーリアだが、当初5月発売とも、6月発売とも言われたデビュー・アルバム“Broke With Expensive Taste”についてはしばらく音沙汰がなかった。しかし、8月18日、Twitterでこの待望のアルバムの発売日を来年2月12日とアナウンス。同作の発売が来年に持ち越されたことについて、「その間、本当にワクワクすることが沢山あるの。明らかになっていけば全て納得いくわ」などとファンに向けてメッセージしている。
なおアジーリアは、米ヒップホップ誌XXLが今年活躍する期待のMC10人を選出し発表する「XXL Freshmen」の2012年版に自身が選出されず、同じ女性ラッパーであるイギー・アザリア(Iggy Azalea)が選ばれたことで彼女を口撃、険悪になっていたが、8月上旬にアジーリアはTwitter上でイギーに向けて公式に謝罪。これを受けて和解に至り、イギーも「ずっとファンだったの」と公言、アジーリアのライブを観に行くなど交流を持つようになったようだ。しかし一方で、ガガのマネージャーと電撃契約したかと思えばすぐに解雇するなど‘お騒がせ’の多いアジーリアは、今度はジム・ジョーンズ(Jim Jones)やファンクマスター・フレックス(Funkmaster Flex)らと揉めている。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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