(09/03)
9月18日発売予定とされているカニエ・ウェスト(Kanye West)率いるG.O.O.D. Musicのコンピレーション・アルバム“Cruel Summer”の収録予定曲がインターネット上で公開され、注目を集めている。
今回明らかになった収録内容は、HMV Japanなどが「収録曲決定」として公開したもので、海外の音楽サイトもこれを報じている。これによると、“Mercy”、“New God Flow”といったすでに発表されている曲に、「カニエに無断でやられた」と本人から言われトラブルの元となった、チーフ・キーフ(Chief Keef)“I Don't Like”のリミックスも収録されるようだ。また、キッド・カディ(Kid Cudi)、ビッグ・ショーン(Big Sean)、プッシャー・T(Pusha T)、コモン(Common)、ジョン・レジェンド(John Legend)といったG.O.O.D. Musicの面々はもちろんのこと、「ファミリー」扱いのトゥー・チェインズ(2 Chainz)に加え、ジェイ・Z(Jay-Z)やR.ケリー(R. Kelly)、レイクウォン(Raekwon)、マーシャ・アンブロージアス(Marsha Ambrosius)、ザ・ドリーム(The-Dream)らも参加と豪華な顔ぶれが集まっている。今年5月にG.O.O.D. Music入りしたティヤーナ・テイラー(Teyana Taylor)は参加している一方で、その1ヵ月前となる4月にG.O.O.D. Music入りしたQティップ(Q-Tip)の名前は見当たらない。
もっとも、当初の発表の9月4日から9月18日への発売延期の理由として、この“Cruel Summer”にも参加している詩人マリク・ユセフ(Malik Yusef)は、モス・デフ(Mos Def/Yasiin Bey)らが新たに参加することを示唆、また同じくこのコンピにプロデューサーとして参加しているヒット・ボーイ(Hit-Boy)もハワイで最終仕上げを行ったと明かし、アジーリア・バンクス(Azealia Banks)がカニエに呼ばれたとツイートしていることなどから、収録内容はまだ確定とは言えなさそうだ。
なお、カニエらG.O.O.D. Musicの面々は、ジェイ・Zが9月1日と2日の2日間にわたって米フィラデルフィアで開催した音楽祭「Made In America」にサプライズ出演。1日のヘッドライナーを務めたジェイ・Zのステージに、カニエはプッシャー・T、コモン、2チェインズ、ビッグ・ショーンらと共に登場、パフォーマンスを行った。アンコールでは最後にジェイ・Zとカニエで“Ni***s In Paris”が披露され、花火と共に華やかに幕を閉じている。(t)
“Cruel Summer” rumored tracklisting:
1. To The World (Kanye West & R. Kelly)
2. Clique (Kanye West, Jay-Z & Big Sean)
3. Mercy (Kanye West, Big Sean, Pusha T & 2 Chainz)
4. New God Flow (Kanye West, Pusha T & Ghostface Killah)
5. The Morning (Raekwon, Pusha T, Common, 2 Chainz, CyHi Da Prynce, Kid Cudi & D'Banj)
6. Cold (DJ Khaled)
7. Higher (The-Dream, Pusha T & Ma$e)
8. Sin City (John Legend, Travi$ Scott, Teyana Taylor, CyHi Da Prynce & Malik Yusef)
9. The One (Kanye West, Big Sean, 2 Chainz & Marsha Ambrosius)
10. Creepers (Kid Cudi)
11. Bliss (John Legend & Teyana Taylor)
12. Don't Like (Kanye West, Chief Keef, Pusha T, Big Sean & Jadakiss)
ニュース提供：bmr.jp
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