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ニコール・レイがテリー・ウォーカーとグループ結成!? アルバムを年内に
(09/04)
ミッシー・エリオット(Missy Elliott)に見いだされてデビューするも、その後は予定していたアルバムがお蔵入りするなど不遇の続いた女性シンガー、ニコール・レイ(Nicole Wray)。近年はキッド・カディ(Kid Cudi)などの作品にゲスト参加する一方で、インディから自身の作品もリリースしている彼女が、濃く渋いソウル/ファンク作品を発表し音楽ファンから高く評価されているインディ・レーベル、Truth & Soul Recordsと契約した。

ミッシー・エリオットの後ろ盾を得て1998年にニコール名義でデビュー・アルバム『Make It Hot』を発表したが、予定していた2ndアルバムがお蔵入りになったのに続き、Roc-A-Fella Recordsに移籍するも今度は創業者のひとり、デイモン・ダッシュ(Damon Dash)がRoc-A-Fellaと袂を分ち自身のレーベルを作るというお家騒動に巻き込まれ、3rdアルバム『LoveChild』も陽の目を見ることはなかった。その後デイモン・ダッシュについていき、ブラック・キーズ(Black Keys)のアルバムなどに参加していた彼女だが、今年に入ってTruth & Soulと契約。リー・フィールズ(Lee Fields)の最新作『Faithful Man』などにも参加している。

この契約についてニコール・レイは、YouKnowIGotSoul.comの取材の中で、「テリーと私によるアルバムがTruth & Soulから出るからもうすぐ耳にできると思うわ」とコメント。イギリスのソウル・シンガーで、近年はデイモン・ダッシュと組んで活動していたテリー・ウォーカー(Terri Walker)と共にレーベル名と同じトゥルース&ソウル(Truth & Soul)というグループを組み、年内にもこのグループとしてアルバムを出すのだとか。「私たちのアルバムは素晴らしいわよ。ライブ・バンドとレコーディングしたの。今年後半に出る予定で、9月から何曲かビデオの撮影に入るの。本当にもうすぐ出るわ」と説明している。すでにニコールとテリーのふたりは、グループとしてリー・フィールズのライブの前座も務めており、「Truth & Soulの新しい契約アーティスト」として紹介されている。

またニコールは、これとは別にミックステープやソロ新作も制作を進めているとか。これまでの道のりについて辛かった想いも正直に吐露しながら、「ストレスはたまるけど、これからの未来が楽しみよ。だってみんなはまだ“最高の私”を見たことがないんだもの」とも語っている。なお昨年、アシャンティ(Ashanti)などのプロデュースで知られるセヴン・オーレリアス(7 Aurelius)とのコラボ作“Dream Factory Sessions”が発売されたことがあったが(※現在は取り扱い中止)、あれは2004年にレコーディングし、2006年にDef Jam Recordingsから出す予定だった作品なのだとか。

ニュース提供:bmr.jp

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