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スローターハウス、エミネム監修の新作が全米チャート初登場2位に
(09/07)
エミネム(Eminem)のレーベル Shady Recordsと契約した実力派ラッパーたちによるユニット、スローターハウス(Slaughterhouse)。そのエミネムが自ら監修を務めるなど大いに力を入れた彼らの新作が、米Billboardアルバム総合チャートで初登場2位を獲得した。

スローターハウスは、ジョー・バドゥン(Joe Budden)、ジョエル・オティース(Joel Ortiz)、クルキット・アイ(Crooked I)、ロイス・ダ・ファイブ・ナイン(Royce Da 5' 9")という叩き上げラッパー4人が組んだユニット。昨年1月にエミネムのShadyと契約、その第一弾アルバムとなる『Welcome To Our House』は、エミネム自らエグゼクティヴ・プロデューサーを務めるだけでなく、ゲスト参加、楽曲のプロデュースやアレンジ、さらに全曲のミックスを担当するという力の入れようで、スローターハウスの面々からは「第5のメンバー」とまで呼ばれるほど。

先日のエミネム来日公演にも同行した彼らの『Welcome To Our House』は、アメリカで8月28日に発売。発売初週のセールスはおよそ5万2000枚とやや低調ではあったが、米Billboardアルバム総合チャートで初登場2位、R&B/Hip Hopアルバム・チャートでは初登場1位を獲得。メンバーそれぞれ実力は高く評価されるも、ソロ作ではこれまでセールス面には反映されてこなかった4人だけに嬉しい結果といえそうだ。シー・ロー(Cee Lo Green)、バスタ・ライムス(Busta Rhymes)、スウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)、B.o.Bらが参加したこのアルバムの日本盤は10月10日の発売を予定している。

なお、1位を獲得したのはクリスチャン・ラッパーの先駆けのひとりともいわれるトビーマック(TobyMac)の新作『Eye On It』。これは彼にとっても初の全米1位獲得だったが、クリスチャン・アルバムがアルバム総合チャートを制したのは、1997年のリアン・ライムス『You Light Up My Life - Inspirational Songs』以来となる15年ぶり、史上3タイトル目の快挙となっている。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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