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PSYの「江南スタイル」が全米&全英チャートにランクイン
(09/18)
T-ペイン、ブリトニー・スピアーズからハリウッド俳優のトム・クルーズまで、多くの有名人が言及したことで一躍脚光を浴びた曲“Gangnam Style”で見事、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)のマネージャーのレーベルとの契約を手にするなど大きな話題を集めている韓国人アーティスト、PSY(サイ)。この“Gangnam Style”現象はさらに拡大が続き、ついに全米チャート、全英チャートそれぞれにランクインした。

BIGBANGや2NE1らを擁する韓国の人気事務所 YG Entertainment所属のPSYが今年7月にリリースした“Gangnam Style”(「江南スタイル」)は、アメリカのメインストリームを意識したダンス・サウンドを展開する一方で、独特の振り付けのダンスと強烈な個性を見せるミュージック・ビデオが特に注目を集め、そのインパクトで言葉の分からない外国でも徐々に話題に。中でもT-ペインやブリトニーといった世界的な有名アーティストがTwitterなどSNSで言及したことで一気にブレイク。ジャスティン・ビーバーらのマネージャー、スクーター・ブラウン(Scooter Braun)が興味を示し、PSYは、Universal Republic Records傘下にスクーターが設立したSchoolboy Recordsと9月頭に電撃契約した。

スクーター・ブラウンのバックアップを受け、PSYは6日に開催された「MTV Video Music Awards」に出席したほか、多くの米メディアで大量露出。TV番組にも出演し、人気番組『エレンの部屋』(“The Ellen DeGeneres Show”)ではブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)出演の回でサプライズ・ゲストとして登場。ブリトニーが以前にTwitterで「あのダンスを覚えたい」とつぶやいたことを受けて、PSY直々に“Gangnam Style”の振り付けを伝授。ツイートと裏腹にあまり興味の無さそうなブリトニーと、楽しそうに振り付けをマスターする司会者の対比も話題を呼んだ。

こうした露出も功を奏し、その“Gangnam Style”は、米Billboardシングル総合チャートのHot 100で初登場64位にランクイン、韓国人初の快挙となったのに加え、4週目となる英国チャートでは一気にセールスが増して前週61位から37位へと急上昇、トップ40入りを果たすなど躍進。またPSYは、米Billboardチャートの「Social 50」という、Twitterのフォロワー数の増加人数、YouTubeなどの動画サイトを通じての楽曲/PVの再生回数などをカウントした、ネット上におけるソーシャル・ネットワーキングでの人気をランキング化したチャートで、数々の有名アーティストを押しのけ1位を獲得していたが、最新の米Billboardチャート Social 50でもこの話題性で2週連続の1位を獲得。まだまだ勢いは衰えなさそうだ。

ニュース提供:bmr.jp

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