
(09/20)
共にヒップホップにとどまらず音楽史に名を残すアーティストで、かつて“If I Ruled The World”というヒット曲も生み出したナズ(Nas)とローリン・ヒル(Lauryn Hill)が、10月から合同ツアーを行うことを発表した。
先日、新作『Life Is Good』をリリースしたばかりの人気ラッパーのナズと、税金滞納問題で騒がせているローリン・ヒル。1996年に全米チャート最高16位のヒットとなった“If I Ruled The World”で共演した両者が、合同ツアー「Life Is Good/Black Rage Tour」を開催すると9月19日、発表された。それぞれの‘最新作’をプロモーションする形で北米の各都市を巡るツアーとなり、ローリン・ヒルは久々のニュー・シングル“Black Rage”をリリース予定と発表されている。この新曲についてプレスリリースでは、「人種的な不公平、虐待が引き起こす結果」について歌われた曲だと説明されており、シリアスな内容になっているようだ。もっとも、リリース時期などは発表されていない。
ローリン・ヒルはライブを中心に活動しているとはいえ、その活動は停滞気味といえるが、近年はナズのステージにサプライズ・ゲストとして呼ばれることも少なくなく、その繋がりがこの合同ステージを生んだようだ。ナズが「歴史的だ」とコメントしているこの「Life Is Good/Black Rage Tour」は、10月6日のコロンビア公演から12月31日のニューヨーク公演まで全18公演が発表されているものの、ローリン・ヒルが参加するのは一部のみで、10月29日のダラス公演から11月19日のオークランド公演までの10公演のみとなっている。
ニュース提供:bmr.jp
他のニュースを見る
著作権管理団体 許諾番号
JASRAC 6834131012Y30005
JRC X000040A01L
e-License ID18099
(C)Blau