(09/21)
今年、デビュー作『Can I Borrow a Dollar?』発売から20周年を迎えるベテラン・ラッパーのコモン(Common)。昨年は『ニューイヤーズ・イブ』に出演、サンダンス国際映画祭に出品された主演映画『Luv』の公開を11月に控えるなど俳優としての活動も定着してきた彼だが、新作のリリースを来年1月に予定しているようだ。
俳優として活躍する一方、音楽面でも、コモンは自身のThink Common Entertainmentから新作『The Dreamer / The Believer』を昨年末にリリースしたばかり。またカニエ・ウェスト(Kanye West)率いるG.O.O.D. Musicのコンピレーション盤『Cruel Summer』にも参加、つい先日リリースされている。しかし彼は活動のスピードを落とすことはないようだ。MTV Newsの取材に対し彼は、「いまちょうど新作の曲を書いているところだ。1月に発売されるだろう。楽しみだよ」と早くも自身の新作に取りかかっていることを発表。やはり盟友といえるノーI.D.(No I.D.)とカニエ・ウェストが参加を考えているようで、「ノーI.D.と制作に入る予定だ。カニエともできればいいと考えているよ」とコメントしている。
またアメリカで9月18日に発売となり、初週17万枚以上のセールスが見込まれている『Cruel Summer』でコモンは“The Morning”という曲に参加。レイクウォン(Raekwon)に、プッシャー・T(Pusha T)、2チェインズ(2 Chainz)、サイハイ・ザ・プリンス(Cyhi the Prynce)、キッド・カディ(Kid Cudi)、ディバンジ(D'Banj)という面々との共演となった同曲については、「楽しかったよ。刺激を受けたね。いろんな素質を持ったアーティストたちとの競争なんだから」と振り返っている。
なおコモンは、彼が演じる主人公と11歳の甥っ子との関係を描いたヒューマンドラマ『Luv』が11月9日に全米で公開になるが、来年には『Now You See Me』と『Pawn』といういずれも犯罪ドラマを描く作品に出演予定とのことで、俳優業も順風満帆のようだ。
ニュース提供：bmr.jp
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