
(09/25)
ビヨンセ(Beyonce)との共演曲として話題を呼んだ“Put It In A Love Song”のミュージック・ビデオを2年以上前に撮影したにもかかわらず一向に発表されることないまま次の新作を11月にリリースするアリシア・キーズ(Alicia Keys)が、このビデオがお蔵入りとなったことをようやく明かした。
前作『The Element of Freedom』に収録された“Put It In A Love Song”は、後の夫となるスウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)がプロデュースを手がけ、ビヨンセとの歌姫共演となった、同作の目玉曲のひとつ。ミュージック・ビデオは、ビヨンセのワールド・ツアーの関係で2010年2月にブラジルで撮影、その様子を映した映像なども公開されたが、途中でリリース・スケジュールが変更。先に“Un-Thinkable (I'm Ready)”のビデオを公開し、“Put It In A Love Song”については「夏あたりまでは出ないと思う」とコメントしていた。翌2011年3月にはプレビュー映像が公開されたが、結局そのまま発表されることないままの状態が続き、すでにアリシアは次の新作『Girl On Fire』に動きだしている。
このビデオについて、先日アリシアはEssence誌の取材で久々に言及。“Put It In A Love Song”のビデオはどうなったのかと訊ねられたアリシアは、「あぁぁ! みんなまだその件を忘れてくれないのね! 完成と発表のタイミングがうまく合わないことが時にはあるのよ。あの曲は好きよ。でも色々あって、予定していたとおりにうまく物事が運ばなかったのよね。だから出さないことにきめたの」とコメント。具体的な理由は明かさなかったものの、結婚や妊娠もあり、プロモーションのスケジュールが予定どおりにならなかったことで出すタイミングを逸したことが大きな理由と考えられそうだ。いずれにせよ、2年以上待ち続けたファンにとっては残念な知らせとなった。
なお同曲の両者揃った形でのライブ・パフォーマンスは、アリシア・キーズが2010年3月にマディソン・スクエア・ガーデンでコンサートを開催した際にビヨンセがスペシャル・ゲストとして登場し、初めて披露されたが、アリシアのチャリティ団体が主催し、今年は11月1日に開催予定のイベント「The Black Ball」にビヨンセの出演も決まっており、ふたたび共演が期待されるところだ。
ニュース提供:bmr.jp
他のニュースを見る
著作権管理団体 許諾番号
JASRAC 6834131012Y30005
JRC X000040A01L
e-License ID18099
(C)Blau